手甲（と言いつつガントレット）とかの詳細設定まとめ。随時追記。

肘までの黒い手甲（桜花式でなくガントレット型）。自身は生まれの言葉から手甲と呼称するが、実のところやっぱりガントレット。指先から肘までを覆う一対の黒い防具。
属性付与の掛かりやすい魔法合金製。素材は主に鋼、黒色を持つ破魔の石。魔力がよく通るように加工を加え構成。
旅の当初から使っているもので非常に頑丈。傷が付く事はあれど滅多に破損しない。
しかしあくまでもガントレット自体の耐久力なので、中身は衝撃やエンチャントの影響等で傷付くことがあるのが常。攻撃を無理に受ければ骨が折れることも、高熱を発し続けて火傷や脱水を起こすことも十分に有り得る。
手の甲部分に付与補助の魔方陣、側面には解除補助の術式が刻まれており付与時に光る。
これらは同時に、左腕の下に存在する「精神制御の魔術」の隠れ蓑となるための役割もある。
このため魔方陣はエンチャント補助にしては非効率的、不自然な点がいくつか存在し、魔法構築の心得がある者ならば少し時間をかければ違和感に気付く事ができる程度のものとなっている。装着者のコウはこれらを隠蔽する説明に必要な知識を持ち合わせていないため、発動自体を隠す傾向にある。内側には属性影響緩和の術式。
拳と拳を突き合わせることで両方の手甲に属性付与、物体に触れることで同属性を付与できる。　魔方陣に手をかざすことで片方だけに付与し、左右別々の属性を扱うことも可能。


※行使可能魔法項目

・エンチャントによる加熱、冷却、通電、突風、発光、闇霧等
一旦これらの効果を手甲に宿すことで行使する。
このうち加熱と冷却においては、温度変化が属性の副産物であるために緩和性能が低く影響を受けやすい。
即ち過ぎた行使で、火傷や凍傷の危険性があるもの。

・属性球やマジックジュエルを利用してのエンチャント効果底上げ
これによりエンチャントの単純な強化が可能となる。
上記の副産物的影響を受けずに威力を増すことができるが、属性球のみでエンチャントを行使することはできない。
応用でエンチャントの効果に別属性を付与して、二種複合とすることも可能。